泥スッキリ本舗 黒土専用洗剤 泥スッキリ303 (1.3kg) 130回分
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1234567TOTAL
鴨居選抜 愉快な仲間たち 10000023
元石川サンダーボルト100311×6
公式戦最終戦となってしまった。
しかし、ベンチのみんなが戦っていた。
負けて悔いなし!
こんなに爽やかな負け方を誰が予想しただろうか?!

いよいよ迎える準決勝。

 

午前中は東本郷小学校を借りて

守備の連携などを中心に細かいことなどを確認する。

僅差の勝負に持ち込みたい。

 

相手は強豪元石川サンダーボルトさん。

YBBL本部大会にも出場するチーム。

 

気を引き締めて臨みたい。

 

先攻はかもせん。

 

先頭はかずき。

5球目を打ってショートゴロ。

続くかなたがサード前に絶妙のセーフティを決める。

さらに、俊足を飛ばし、二盗に成功。

 

三番ののぶ。

4球目を叩いて、レフト前ヒット!

二、三塁として、

四番としやが

4球目をスクイズ!

 

これが決まって先制!

 

その裏。

先発はかなた。

 

いつもはボールがやや荒れている感じであったが、

今日はストライクゾーンで勝負できており、

無駄な球も少なく、相手の一二番を小気味好く打ち取っていく。

しかし、

相手の三番打者権藤くん。

三年ぶりに見るとすごい大きくなっていた。

 

初球であった。

ドカーン!

 

打った打球は、瞬間それとわかるホームラン。

80〜90メートルくらいは飛んだであろうか。

もう笑うしかないようなホームラン。

 

続く四番を打ち取り1点に抑える。

 

さて、二回。

あえなく三者凡退。

9球しか投げさせないと、

流れは持っていかれるぞ。

 

が、次の回もかなたは好投。

ストライクゾーンで勝負できているからテンポも上がる。

成長していると感じさせる。

わずか6球で片付ける。

 

三回。

試合は両投手の好投により緊迫の投手戦か、と思わせる内容。

 

四回。

四球のとしやがセカンドまで進むが、

こたろうがサードゴロで得点ならず。

 

その裏。

レフトへの強い当たり!

ふくりくがバウンドを合わせられず後逸!

続く打者は先ほどホームランの権藤くん。

 

またもや初球であった。

鋭く振り抜いた打球は高く上がり、

マオが追いかける!

落下地点に入ったか?

いやしかし、

無情にもフェンスオーバー!

 

ツーランホームランで勝ち越しを許す。

 

その後四球の走者を失策で返してしまう。

 

やはりホームランというのは

流れを大きく変えるものなのか?

 

かもせんは

自分たちのやれることをやっていくしかない。

 

しかし、五回、六回と抑え込まれ、

一方では、

五回にこたろうが別の打者にホームランを打たれてしまう。

 

権藤くんの三打席目。

投手はロコモコサウスポーゆうき。

やや制球を乱すものの、

タイミングが合わない。

 

結果としては四球となってしまう。

死球を与えるものの、後続を断つ。

 

六回は四球を与えるとランナーに進まれ

スクイズで点を重ねられる。

 

最終回。

点差は5点。

 

絶望か?

 

しかし、

ベンチは違っていた。

 

火の玉!

火の玉!

 

ひ・の・た・ま!

ホームラン!

 

そういえば終盤、

相手に点を重ねられている時でも、

声は途切れていなかった。

 

試合に出られない子もいる。

ミスをしてしまった子もいる。

コーチャーやボールボーイを率先している子もいる!

 

みんなで戦っているんだ!

誰も手など抜いていないし、

負けたくないんだ!

 

嵐のような大声援が巻き起こる!

青いウェーブのような一塁側ベンチ!

 

ひとつの生き物のようにうねる!

 

負けないぞ!

 

としや三振の後、

ふくりくが執念のセンター返しで出塁!

 

代打けんたろう!

けんたろうが打席に入った瞬間、

豪雨となる!遺伝か?!

 

しかし、

2球目を引っ張って無念のファーストゴロ!

 

走者は進んで

二死二塁。

 

はるき。

体調不良を押して出場。

万全ではない。

しかし気力なら誰にも負けない!

 

引っ張って、ライトへ!

抜けた!

 

ふくりく生還!

 

はるきは二塁へ!

暴投で三塁へ進み、

 

打席には

主将のりゅうと!

 

主将就任以来、

みんなと積極的にコミュニケーションをとり、

かもせんを本物の「愉快な仲間たち」に昇華させた立役者!

 

チームでも犠打が多いのはチームバッティングの証。

 

応援ボルテージはマックスに!

りゅうとの火の玉ホームランを見せてやれ!

 

4球目だった。

必死に食らいついた打球がサード後方へ!

ふらふらっと上がった打球はサードとレフトの間へのヒットとなる!

土壇場で見せた執念!まさに執念のヒット!

もう一点を返す!

 

りゅうと!

まさに君は火の玉だ!

 

続いて打席には

代打のたつき!

 

しかし2球目を叩いた打球はセカンド正面!

無情にもアウト!

 

ゲームセット!

 

試合は終わり、

悔しい気持ちはみんな持っているであろう。

 

しかし、ナインの顔に涙はない。

終盤の応援!

怒涛の反撃!

 

負けて悔いなし!

 

負けはしたが、

自分たちの粘り抜く野球の真髄にまた一歩近づけたのではないか?

 

かもせん「愉快な仲間たち」

 

いよいよみんなで一緒に野球ができるのもあとわずか。

 

楽しく素晴らしい日々にありがとう。

素敵な仲間たちに出会えてありがとう。

 

このつながりはずっと続く。

かつてはライバルであり、

今は仲間であり、

 

中学というステージ、

高校というステージ、

お互いに刺激を与えあって

野球というものを通じて、

 

みんなで成長していってほしい。

 

全力を尽くした。

負けて爽やかな笑顔。

これぞ「三岡かもせん」の答えだね。

 

みんな、お疲れ様!

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